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カップボード製作3(組み立て)

   製作1
(木取り)
製作2
(部品加工)
製作3
(組み立て)
製作4
(塗装仕上げ)
製作5
(装飾仕上げ)
 

必要な部材が全て揃ったところで組み立て作業に入ります。実際には、少なくとも材料を
ひと晩寝かせてから、製作者もひと晩ゆっくり休養を取り気持ちを落ち着かせてから作業に
かかります。当工房では、不必要に装飾的で過剰な強度を持たせたほぞ組や接ぎを避け、
現実的に十分な構造となる方法で組み立てています。凝った加工に見合う技術を有しない
のが本当のところですが、手順を確かめながらゆっくり丁寧に作業することを心掛けています。


 


端金を使用し中央の開閉窓枠を定盤上で組み立てます。
隅の留め部が滑りやすい(ずれやすい)のが難点です。
 

額縁組立て用の治具を使用すれば、一度に
全体を締め上げ固定することができます。
 

左右の固定窓枠も組み立てます。2液性エポキシ
樹脂接着剤を使用し、ちぎりによる補強を略します。
 

 本体を構成する部品です。組み立て
前にさらに細かな加工を施します。
 

天板・底板の化粧を施した縁部分を、予め
ペーパーで研磨して仕上げておきます。
 

ルータービットのカット跡が結構荒れており
組み立て前の方が思い切りよく作業できます。
 

この段階で表裏とも鉋で平削りして仕上げてしまいます。
手前に見えるのは板材を固定するための木片(治具)。
 

さらにオービタルサンダーで仕上げ
塗装可能な状態にしておきます。
 

接着が完了した窓枠表面に鉋をかけ
組立て時の目違いを払っておきます。
 

目違いが取り除かれて、装飾の入った
留めの仕上がり具合が見えてきます。
 

留め加工の詰めが甘く隙間を残してしまった場合はパテで
修正します。同時に内側にはみ出た接着剤を削ります。
 

2段に穴あけ加工した釘穴に木工ネジを打ちます。
接合面には木工用接着剤を少な目に入れます。
 

電動ドライバで能率よくネジを締め込みます。手首の疲労が
少ない分、組立て位置の確認や微調整に手が回ります。
 

天板・底板の縁部分の装飾に側板・窓枠の
立ち上がりを一致させ体裁の向上を図ります。
 

内側の接合部に接着剤のはみ出しが見られます。
目立つほど出ている場合には拭き取っておきます。
 

左右の固定窓枠がほぼ45度に組み付けられ、
6角形の断面形状をもつ強度の高い箱組構造。
 

左右の側板および固定窓枠の、天板・底板との接合作業が終了したところです。
木工用接着剤と木工ネジの組み合わせにより、接合強度もおそらく十分です。


木工ネジを打った跡は、埋釘による化粧を施します。
同じタモ材から削り出した丸棒をネジ穴に叩き込みます。
 

部材の表面に傷を付けないよう注意しながら
適当な位置で余分な丸棒を切り落とします。
 

穴の周囲に隙間が出ないよう、丸棒は穴の
径よりもやや大きめに削り出しておきます。
 

接着剤が乾くのを待ち、鉋で丸棒のはみ出し分を削り
落とします。部材表面を抉らないよう丁寧に作業します。
 

丸棒が穴周囲の組織を引きずり込んで隙間を
作ることがあります。念のためパテを当てます。
 

埋釘の処理を終えたところです。再度ペーパーを
当てて埋釘の周りを仕上げておきます。
 

本体の組み立て完了。ここで中央の開閉窓枠を実際にあてがい、
開閉に必要なクリアランスと塗装膜追加によるサイズの変化を
見込んで微調整(~0.5mm小さく)しておきます。
 
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