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3Dデータ(.stlファイル)出力サービス

長い試行錯誤を経て、何とか3Dプリンタによる出力ができるようになってきました。
まだいくつもの問題が残っており出力品質も十分とは言えませんが、近い将来3Dデータの出力サービスを開始します。
下の写真はターボファンエンジンの内部構造を分かりやすく示した模型(https://www.thingiverse.com/thing:392115)の例です。
現段階でこの程度の出力結果を得ることができます。

・3Dデータの出力サービスであり、製作品の提供ではありません(ご依頼・提供いただいたデータを出力します)。
・データの著作権管理にご留意下さい。
・3Dデータ出力の他に、バリ取り・整形作業、塗装作業、組み立て作業なども提供致します。
・今後、さらに精度の高い機種、造形サイズの大きい機種の導入を計画しております。


3Dプリンタならではの製作品の一例として、航空機用ジェットエンジンの
構造模型の例を紹介します。3Dプリンタの開発と普及により、このような
複雑な形状のデザインを「モノ」に置き換えることが可能になってきました。
「学習者の理解を促す模型や教材」をカスタムメイドすることができます。
 

GE社ターボファンエンジンの内部構造を示した模型です。
同様の模型や教材をほとんど見かけません。
 

大型のファンを備える高バイパス比エンジン。バレルと
タービン羽の配置やサイズの違いがよく分かります。
 

後部のハンドルを操作するとタービンが回転します。
残念ながら前段・後段とも回転方向が同じです。


燃焼室の前後がカットモデルになっているので、燃焼
ガスの流路やエネルギー変換の理解が容易です。


タービンのような回転体形状やカットモデル用パーツは、
3Dプリンタとりわけデルタ型に適した出力例といえます。


3Dプリンタの登場により従来成形・加工方法では
極めて困難だったカスタムメイドが可能になります。
 

複雑な形状のファンブレードが見事に成形されています。
CADによりデザインされデータはstl形式で交換されます。
 

クオリティにはまだ課題(精度・平滑度・バリ・ヒゲ等)が
あります。リュータを使った整形や研磨が不可欠です。
 
 

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