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玄関前アプローチ整備(2017.3.10)

---------------- 整 備 前 ----------------


都内にある教会の礼拝堂玄関前のアプローチです。これまで最小限の整備しか
されてこなかったそうで、写真のような現状を何とかして欲しいとのことです。
*写真をクリックすると整備後の写真にジャンプします。


上段の1枚を除いて踏み石にはコンクリート基礎の
残骸が使われ、隙間は砂利で埋められています。
 

建築時に応急的に工事されたようで、踏み石が傾いており
配置も整っていません。残骸の再利用では無理があります。


玄関側から見下しています。右に見えるのは
伐採されたばかりの桜古木の切り株です。
 


応急作業で踏み石の傾きを修正してみました。この程度では
ほとんど改善になりません。隙間の砂利も景観を損なっています。
 

桜古木の切り株も何とかしなければなりません。
中央部を刳り抜いて花を植え込みたいそうです。
 

幹の中心部分は組織が軟化していて簡単に掘り進むことができます。
しかし、間もなく固い組織に当たり、何か方法を考えないといけません。
 

---------------- 整 備 後 ----------------


庭用平板踏み石を2枚追加し、コンクリート基礎を配置し直しました。
水準器を用いて踏み石の水平を出し、隙間には芝を敷き詰めました。
*写真をクリックすると整備前の写真にジャンプします。
 

花壇との境界は老朽化したコンクリート壁なので、
庭石を並べて玄関側からの美観を改善しています。
 

桜古木が伐採され寂しさが残ってた切り株は花壇として再利用します。
最大限可能な範囲を電動工具で刳り抜き、園芸用土を投入しました。
 

切り株面もプレーナーである程度整えてあります。
用意してきた数株のポット苗を植え込みました。
 

踏み石周りから砂利を排除し、芝に縁取られた
踏み石を砂利面から明確に区分します。
 

芝が根付いて踏み石が緑で縁取られると、温かく優しい
印象になるでしょう。花壇との連続性も出ると思います。
 

守谷工房は(専門ではありませんが)庭仕事もやります。
何かございましたら是非お問い合わせ下さい。

 
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