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VAIO「VGC-H32S」メンテとWin7移行(2016.02.21)


PCメンテナンスのご依頼をいただきました。SONY製VGC-H32S、PentiumD
プロセッサ搭載のWindowsXP仕様、VAIOオーナーメイドモデルです。デジタル
ハイビジョンへの対応が始まった頃のモデルですが、本機はアナログチューナ
搭載モデルです。VAIO全盛期のスタイリッシュでとても高額だったPCです。

 

ご依頼内容は、動作が非常に遅く使用に
耐えないので何とかして欲しいとのこと。
 


2006年1月発売のWindowsXP仕様。VAIO独自の
MPEG・TVチューナーカードが装備されています。
 

SONYのWEBサイトに旧モデル(typeH
シリーズ)の製品情報が残っています。
 


メモリは512MB(256MB×2)で
標準スペックの2倍実装されています。
 

少なくともOSの再インストールとメモリの増強が必要です。
アップグレード対象外ですが一挙にWin7へ換装します。
 


ホームユースを重視している設計のため台座を
外すだけでメモリソケットにアクセスできます。
 

スペックでは最大1GBのところ、2GB(1GB×2)を
搭載します。ネットで手頃な667DDR2を入手しました。
 


実際には内部クリーニングのため筐体を
開けましたが、メモリ交換だけなら簡単です。
 

長時間のアップデートを経てWin7インストールが完了しました。メモリも
2GB認識されています・・が、問題発生です。音声が再生されません。
 


スピーカー(音量)が正しく表示され、ミキサーで音量メーターも動作し、
デバイスマネージャーのサウンドには「High Definition Audioデバイス」が
問題なく登録されています。それでも音声が出ないとは・・不思議です。
 


再度本機のスペックを確認します。DSD対応高音質サウンド
チップ「Sound Reality」High Definition Audio準拠とあります。
 


AV性能重視のVAIOシリーズが取り入れた
DSD方式のデバイスが使われています。
 

検索してみるとSONYのサイトにアップデート
プログラムとしてドライバが用意されています。
 

ただし、このドライバはWinXPからWinVistaへ
アップデートするためのもので、Win7は対象外です。
 

WinVista以降のドライバは比較的互換性が高いようです。特にトラブルもなく
インストールが終わり、オーディオデバイスが「SigmaTel CODEC」に変わりました。
 

デバイスエラーの「マルチメディアビデオコントローラー」は
VAIO独自のMPEG・TVチューナー(アナログ)カードです。
 

残念ですが前面端子と合わせてこのカードの
利用は諦めていただくしかありません。
 

SONYのWEBサイト内にあるSoundRealityの解説ページです。
Direct Stream Digital に加え最大24bit/192kHzのサンプリングビット/
レートPCM対応、 約106dBに達するS/N比など驚異的なスペックです。

 
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