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全自動ドラム式洗濯乾燥機の現実(2017.9.3)


高齢者施設で利用されている車椅子です。携行や折りたたみの必要がないため、
スチール製の部品で組み立てられ、座面や背もたれにはしっかりしたクッションが取り
付けられています。かなり重量がありますが、走行安定性が高く座り心地も良好です。

 

介助者が背面から操作するブレーキハンドルが、写真の通り破損し脱落して
います。ブレーキが使用できず、この車椅子は長い間使われずにいたそうです。




本来ならばこのような位置関係で
ハンドルが取り付けられています。

 
・強力循環ポンプを搭載しシャワーの最大流量を従来機種の約3倍となる毎分約60Lとし、高濃度洗剤液を洗濯物にたっぷり浸透させる「ナイアガラ循環シャワー」を新たに採用。

・洗濯物に高濃度洗剤液を勢いよく通過させる「押し洗い」と、大きな落差の「たたき洗い」を短時間で行うことにより、洗濯物のごわつきや黒ずみを抑えて、きわだつ白さに洗い上げる。

きれいな水で洗濯槽裏側などに付着した皮脂汚れや洗剤カスなどを洗い流し、槽を除菌、黒カビを抑える「自動おそうじ」機能や、汚れが残りにくい排水ホースを引き続き採用。

・乾燥面では、時速約300kmの高速風で衣類のシワを伸ばしながら乾燥する「風アイロン」機能を継続採用。

・忙しい朝や出かける前などに便利な「スチームアイロン」機能が進化し、ワイシャツ2枚程度なら、わずか10分でシワを伸ばして消臭も行う
本来ならばこのような位置関係で
ハンドルが取り付けられています。

 

左端は取り付けに必要なネジ類が全て
紛失しており、保持しようがありません。

 

左端は取り付けに必要なネジ類が全て
紛失しており、保持しようがありません。

 

施設内に同型の車椅子があると
聞き、見せてもらうことにしました。

 

右端はこのように組み付けられています。ワイヤー
端のリングは固定ネジの右側にセットされています。

 

補助プレートが2本のボルトで固定され、ハンドル
先端に埋め込まれた金属ピンを軸に回転します。

 

左端の組み付け状況です。ボルトを延ばして回転軸に
しています。あり合わせのネジで修理されているようです。

 

補助プレートを取り付けます。ワイヤーの引き込み
位置補正のため、本体ステー右側に変更します。

 

紛失していたもう1本の
ヘキサゴンボルトを追加します。

 

現場対応ではスポット溶接などとても用意できない
ので、次善策としてエポキシ接着剤を使用します。

 

ピンが埋め込まれていた穴に
奥まで接着剤を入れます。

 

ハンドル左端で左右に動かない固定方法を
とるので、ピンを抜く方向に力は加わりません。

 

実用強度に達するまで
接着剤の固化を待ちます。

 

ハンドル左端の組み付けを修復します。
70mmのヘキサゴンボルトを通します。

 

本体ステーに入る手前で、ステーに
向かってつば付きナットを入れます。

 

ステーを左側に出る長さを
調整し、袋ナットを入れます。

 

スパナと六角レンチで強烈に締め付けます。
ボルトの頭側も剛性的にステーと一体化します。

 

接着剤が固化したので、続いて
ハンドル右端を組み付けます。

 

ステーを左側に出る長さを
調整し、袋ナットを入れます。

 

スパナと六角レンチで強烈に締め付けます。
ボルトの頭側も剛性的にステーと一体化します。

 

ステーを左側に出る長さを
調整し、袋ナットを入れます。

 

スパナと六角レンチで強烈に締め付けます。
ボルトの頭側も剛性的にステーと一体化します。

 

ステーを左側に出る長さを
調整し、袋ナットを入れます。

 

スパナと六角レンチで強烈に締め付けます。
ボルトの頭側も剛性的にステーと一体化します。

 

ステーを左側に出る長さを
調整し、袋ナットを入れます。

 

スパナと六角レンチで強烈に締め付けます。
ボルトの頭側も剛性的にステーと一体化します。

 

ステーを左側に出る長さを
調整し、袋ナットを入れます。

 

市販部品を使ってほぼ原状通りに修復することができました。ネジを十分
締め付けるなど確実な作業を心掛けながらも、作業自体は簡単なものでした。

 

簡単な作業でしたが、職員の方は大変喜んで下さいます。最近の車椅子は軽量で
高性能で折りたたむこともできますが、どっしりとして安定感のあるこのような
旧型が使い良いのだそうです。最後に可動部全体に注油して作業を終えます。

 
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