
ある土曜日の昼間に何となくテレビを見ていて、偶然放映されていた
旅番組で紹介された温泉旅館に、何故か出かけてみたくなりました。
8日(木)・9日(金)の1泊2日、紅葉の季節は完全に過ぎて、降雪~
積雪があるかも知れないとの予報。急遽調達したタイヤチェーンを
トランクに積み、那須塩原から山越えして阿賀川沿いに国道121号
を45キロほど、南会津郡下郷町の湯野上温泉へやってきました。
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宿泊した温泉宿から、阿賀川に
掛かる湯野上橋の眺めです。
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阿賀川が浸食した深い渓谷の底、
水は新潟まで流れて日本海に出ます。
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とうに紅葉シーズンを終え後は積雪を
待つだけ、冬の準備が整った風情です。
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どうも他に宿泊客がいそうになく、まるで
全館貸し切り状態で温泉を堪能しました。
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湯野上温泉に向かう途中、南会津町あたりで気に
なるお店を見つけました。通り過ぎてしまいましたが、
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宿でお店の名前を調べ、翌日
帰路途中で立ち寄ってみることに。
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カーナビゲーションが一発で連れて来てくれます。
行きがてら気になっていたのは、このお店です。
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南会津郡南会津町川島字土橋の国道121号線沿いにある
「木の店ステラ」です。正式な会社名は北星木材工業有限
会社、星がつくので恒星のstellarから命名されたのでしょう。
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風変わりな総板張りで奥行きのある建屋は
「木の店」の雰囲気を大いに醸し出しています。
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元は南会津地方の広葉樹を扱う大きな製材屋さんで、
国道の反対側には広大なヤードが残っています。
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50年ほど前には一帯の広葉樹を伐採し尽くし、
その後は保護のため国有林化が進んできました。
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新たな伐採・産出が絶え、今は先代が蓄積した
貴重な広葉樹材を提供しているそうです。
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入り口の引き戸を開けて店内に入ります。足を踏み入れた
途端、隅々まで木づくしの展示品に圧倒されます。ちょっと
立ち寄るだけのつもりが、慌てて気持ちを入れ替えます。
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それどころか、建屋の奥には備蓄場と加工場が
広がり、店舗は手前の一部に過ぎないようです。
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WEBページにある平面見取り図を
見ると、広大なロケーションが分かります。
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店内に入りすぐ左手に、端材の
量り売りコーナーがあります。
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様々な広葉樹種、端材とはいえ小物製作には
十分過ぎる気前の良い大きさのものばかりです。
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ナラ、タモ、クリなどの古材が並びます。近くに
このようなウッドショップがあれば・・と思います。
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店内の長手方向に一部
端材棚が延びています。
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こちらには長さ50cm前後で整形された平板が多く
並んでいます。取りあえず何枚かを見繕います。
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街中のホームセンターにこれだけの品揃えが
あったなら、早々に売り切れるでしょう。
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少し中ほどに入ったところ、壁際に中~大
サイズの1枚板が立て掛けられています。
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手前は中サイズ・・端材にはなり得ない
サイズといったところでしょうか。
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奥側は1枚板のテーブル製作用に
なりそうな大きなサイズが並びます。
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ビニルシートのカーテンで仕切られた手前までで、店内のまだ半分です。
さらに奥へ進むと、正に天然木1枚板の豪華なテーブルが数多く展示されて
います。完成品の家具および組み立て前の天板を販売しているようです。
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手前は完成品の1枚板テーブル、壁面には塗装
仕上げ済みの天板が何枚も立て掛けられています。
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天井近くに「南会津国有林産原木家具」の表札があり
ます。伐採が禁じられる以前に産出されたものでしょうか。
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店内一番奥の角です。2面窓から陽が差し込む
コーナーにコーヒーテーブルが置かれています。
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その手前は樹皮を剥いで磨き込まれた
巨木の幹です。樹種や樹齢を知りたいものです。
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カーテン仕切りの方を振り返ってみると、テーブルと
セットになる洒落た椅子やベンチも並んでいます。
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壁際の1枚板は木端の形が素直なものが
多く、リビングテーブル用にマッチしそうです。
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扁額を展示するコーナーもあります。天然木の表情を
生かして、施設の表札などが製作されています。
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幼児向けの乗用玩具(三輪車)です。広葉樹
ならではの柔らかさ・優しさが引き出されています。
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地産の広葉樹を利用した木製小物が棚一杯に並びます。
道の駅で、食物ばかりでなくこれら工芸品も扱うべきです。
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ステラ製ではないようですが、木材を生かす製品例として
このクラシックカーも手に入れます。参考にします。
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