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チャイム用PCのメンテナンス(2015.07.16)

学校で授業開始や終了の時刻を知らせるチャイム。
専用プログラムを実行するPCが時々誤動作とのこと。
 

旧型PCが窓際に設置され365日24時間稼働。
まずケーブル類を外して背面を確認します。
 

筐体背面吸気口のホールがほとんど塞がれた状態。
外気が取り込まれず内部温度の上昇が心配です。
 


簡単な作業から片付けます。クリーナを使い
外側から除去できる埃を吸い取ります。
 

筐体カバーを開けてみます。旧式PCなので
パーツ配置にゆとりがあります(レトロ感)。
 


パワーユニット、拡張スロットからカードを
取り外します。この段階で埃まみれに。
 

パワーユニットは、外側が砂埃で覆われ、
内側には綿埃が詰まっています。
 


本来ならばパワーユニットを分解して内部の
埃を完全にクリーニングしたいところですが。
 

CPU周りの様子です。やはり旧型のせいか電源
ケーブル取り回しがクーリングファンのすぐ真上に。
 


クーリングファンの汚れがすごいです。気流の
通り道にあるためケーブルも埃まみれに。
 

クーリングファンからノイズが出ています。
軸受の寿命なので本来ならば要交換です。
 


すぐには部品調達できないので、応急
処置で軸受部に潤滑剤を入れます。
 

クーリングファン下の放熱器。フィンの隙間が
綿埃で詰まり、通風が期待できない状態です。
 


CPUを取り外してみました。この狭い
隙間にまで細かい埃が入り込んでいます。
 

旧式PCを印象付けるレトロなチップ。
ピンの間に入り込んでいる埃も除去します。
 


メモリボードを抜いてみると側面に土埃がせり上がって
います。端子の接触不良の原因になりかねません。
 

周辺チップが配置されているメインボード面。
刻印が読めなくなるほど埃が積もっています。
 

正面パネルの取り外しには少しコツが必要です。
金属製筐体と樹脂製パネルの間が大変なことに。
 

一面に綿埃が張り付いています。通気が妨げられ
内部温度が上昇して回路が誤動作したのでは。
 

樹脂製パネルの内側にも
大量の埃が集中しています。
 

各ドライブユニットの内外にも埃が回っています。
できるだけ分解して全てクリーナで除去します。
 

ケーブルやカード類の接点部分もクリーニングし
全体を組み直したところで動作確認をします。
 

ハードドライブも新品に交換したいところです。
念のためクリーンアップとチェックディスクを実行。
 

作業が完了しました。ついでにテーブル周りも掃除して
おきましたが、PCの設置環境として好ましくはありません。
 

チャイムの放送は専用に開発されたアプリによって制御されます。
GUIベースで操作でき、何通りものチャイムパターンを作成・登録して
ネット標準時で時刻をキャリブレーションしながら正確に鳴らします。
 
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