回路図まで起こして電源ユニット基板の一部を
修復し、再びご依頼主お宅に伺います。負荷が
接続されない状態では、電力も出力されないの
だろう・・と安易に思い込み、接続してみますが。
やはりダメです。ユニットは直ってなどいません。
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ここで、元の電源ユニットを蘇らせる以外に
別の案を携えて乗り込んでおりました。
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浴槽手前のエプロンを外してみます。
配管が浴槽右側の奥からでています。
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ジェット吹き出し口の裏側です。モーターを含む
ジェットポンプユニットが取り付けられています。
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ユニットは手が届くところにあり、配線も確認でき
ます。最低限のメンテ性は考えられているようです。
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このケーブルがモーターの電力供給線のようです。
壁面から出てモーターの端子に接続されています。
壁面内部を伝い天井裏の電源から延びています。
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工房で使用しているユニバーサル電源装置を持参
しています。モーターへの配線が分かれば、直接
電源を接続することで不具合の有無を確認できます。
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モーターへの配線を、手前で
思い切り切断し芯線を出します。
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ユニバーサル電源装置を
コンセントに接続します。
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さて、吹き出し口からジェットが・・出てくるではあり
ませんか。モーターもジェットポンプもまだ健在です。
ただし、持参した電源装置が非力のためジェット流は
さほど強力ではありません。スイッチング電源全盛の
時代、大容量電源を用意することは難しくありません。
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それと、左側(足元側)の吹き出し口からは
ジェット流が出ていません。電源容量不足の
影響か、配管に詰まりがあるのか、まさか
モーターの劣化でなければ良いのですが。
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