先週のおもちゃ病院、ままごと用の電子レンジ玩具の担当でした。猫のキャラクターが
あしらわれています。液晶によるタイマー表示、いくつかの調理メニューがあり、調理
終了時にはベル音(チーン)、内部の調理テーブルは回転までします。恐れ入ります。
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おもちゃ病院所定のカルテで不具合を
確認します。ドアが開かないようです。
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OPENボタンを押しますが、
確かにドアが開きません。
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少し力を加えれば何とか開きます。OPEN
ボタンによりラッチが出入りする機構です。
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OPENボタンの動作を確認します。ボタンを押し
込むことができず、結果ラッチが引き込みません。
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OPENボタンからラッチへの連動が上手く
働かないようです。ドアを分解します。
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家電製品並みの組み付けです。
ドアの開閉機構も本物と変わりません。
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ドアの内側カバーが外れました。覗き
窓には透明樹脂板がはめられています。
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ドアのラッチ機構部分です。簡単な
構造ですが家電製品も同じ機構です。。
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ボタンが押し込まれると、斜めにカットされたツメがラッチバーを摺動させます。ボタンの
上下動にラッチの左右移動が連動する仕組みです。この摺動が上手く機能していません。
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樹脂材料どうしは、意外と摺動しにくいものです。
柔らかく摩耗・変形しやすいことが原因です。
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ラッチバーがボタンのツメに接触する
面に、軽くペーパーをかけて整えます。
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動作確認するには裏側カバーを
取り付けなければなりません。
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開閉動作が復活しました。注油は樹脂材料を
浸食し新たな固着を招きかねないので避けます。
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ドアの開閉感触は本物の電子レンジと変わりません。外観こそ可愛らしく
おもちゃ然としていますが、ここまで実物に近い使用感触を与えるとは
恐るべき玩具設計技術です。子供さんたち、お目が高いのでしょうか。
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