端金を使用し中央の開閉窓枠を定盤上で組み立てます。
隅の留め部が滑りやすい(ずれやすい)のが難点です。
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額縁組立て用の治具を使用すれば、一度に
全体を締め上げ固定することができます。
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左右の固定窓枠も組み立てます。2液性エポキシ
樹脂接着剤を使用し、ちぎりによる補強を略します。
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本体を構成する部品です。組み立て
前にさらに細かな加工を施します。
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天板・底板の化粧を施した縁部分を、予め
ペーパーで研磨して仕上げておきます。
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ルータービットのカット跡が結構荒れており
組み立て前の方が思い切りよく作業できます。
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この段階で表裏とも鉋で平削りして仕上げてしまいます。
手前に見えるのは板材を固定するための木片(治具)。
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さらにオービタルサンダーで仕上げ
塗装可能な状態にしておきます。
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接着が完了した窓枠表面に鉋をかけ
組立て時の目違いを払っておきます。
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目違いが取り除かれて、装飾の入った
留めの仕上がり具合が見えてきます。
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留め加工の詰めが甘く隙間を残してしまった場合はパテで
修正します。同時に内側にはみ出た接着剤を削ります。
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2段に穴あけ加工した釘穴に木工ネジを打ちます。
接合面には木工用接着剤を少な目に入れます。
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電動ドライバで能率よくネジを締め込みます。手首の疲労が
少ない分、組立て位置の確認や微調整に手が回ります。
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天板・底板の縁部分の装飾に側板・窓枠の
立ち上がりを一致させ体裁の向上を図ります。
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内側の接合部に接着剤のはみ出しが見られます。
目立つほど出ている場合には拭き取っておきます。
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左右の固定窓枠がほぼ45度に組み付けられ、
6角形の断面形状をもつ強度の高い箱組構造。
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左右の側板および固定窓枠の、天板・底板との接合作業が終了したところです。
木工用接着剤と木工ネジの組み合わせにより、接合強度もおそらく十分です。
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木工ネジを打った跡は、埋釘による化粧を施します。
同じタモ材から削り出した丸棒をネジ穴に叩き込みます。
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部材の表面に傷を付けないよう注意しながら
適当な位置で余分な丸棒を切り落とします。
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穴の周囲に隙間が出ないよう、丸棒は穴の
径よりもやや大きめに削り出しておきます。
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接着剤が乾くのを待ち、鉋で丸棒のはみ出し分を削り
落とします。部材表面を抉らないよう丁寧に作業します。
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丸棒が穴周囲の組織を引きずり込んで隙間を
作ることがあります。念のためパテを当てます。
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埋釘の処理を終えたところです。再度ペーパーを
当てて埋釘の周りを仕上げておきます。
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本体の組み立て完了。ここで中央の開閉窓枠を実際にあてがい、
開閉に必要なクリアランスと塗装膜追加によるサイズの変化を
見込んで微調整(~0.5mm小さく)しておきます。
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