本体の天板・底板・側板の幅と長さを揃えます。
同時に縦・横の垂直を出さねばなりません。
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予め捨て材料を2方向から切断して、基準曲尺との
ズレが両方向とも同一になるようマイターを微調整します。
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片側の直角が確保できたら、寸法を正確に合わせ
フェンスに沿わせて反対側を切断します。
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フェンスに沿わせた平行な切断は誤差を伴いません。ただし
鋸刃による切断線と完全に平行である必要があります。
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天板と底板の周囲にルータービットに
よる化粧加工(R加工)を施します。
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10mmのR(凸)ビットで板厚の1/2を抉ります。材料が
柔らかいので端をめくらないようビットを徐々に出します。
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背面部は背板を落し込むために溝を加工します。
テーブルソーの鋸刃の高さを調整します。
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天板と底板の化粧加工が終わりました。ビットの回転を
下げて少しずつ削ったので焦げ付きもなく綺麗です。
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本体の組み立て作業に入ります。木工用キリに
目印を付けて一定の深さでダボ穴を開けます。
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市販のダボ穴マーカーを取り付けます。相手方の
材料にダボ穴の位置を正確にマークします。
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接合位置に引いた線に合わせて部品同士を
正確に合わせます。そのまま強く押し付けます。
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ダボ穴マーカーの先端が相手方材料表面に
当たり、マーク(軽い凹み)が残ります。
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マークの位置に木工用キリでダボ穴を開けます。
適当な深さになるよう目印を付けて作業します。
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ダボ穴を開け終わった時点で、全ての部品表面に
鉋がけします。平板の状態が最も作業しやすいからです。
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続いてオービタルサンダーを用いて表面を研磨します。
鉋がけの後、最初は120番の研磨紙を使用します。
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研磨紙を240番に替えて研磨を続けます。
平接ぎの接合部はほとんど見えなくなります。
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8mm径のダボです。このままでは長過ぎる
(30mm)ので20mmほどに切り詰めます。
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接着剤を塗り付けてダボ穴に差し込みます。天板・底板は
14mm厚なので先を10mm弱出るにとどめます。
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中仕切り板を先に組み付けます。前後に
600mmのクランプをかけて固定します。
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天板・底板を組み付けるため、
接合面に接着剤を塗り付けます。
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ダボが全てダボ穴に入っていることを
確認し、上から押さえ付けます。
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先日完成したバークランプが登場します。
600mmに及ぶ上下高さでも余裕です。
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バークランプの剛性が高いので
圧着中の箱組にも安定性があります。
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左右2本ずつクランプをかけられると完璧でしたが、
あいにくバークランプは3本しか製作しておりません。
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接着剤の乾燥を待ってクランプを取り外します。
お仏壇の外形が姿を現しました。安定感があります。
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