引き出しの各部品を再度仮組みしてみます。
面板の塗装面を傷めないよう気を付けます。
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4mm厚のシナ合板から
底板を部品取りします。
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テーブルソーに乗り切らないため、大型のカッター
ナイフで切断します。この方が正確で綺麗です。
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接合面に接着剤を入れます。強度を確保
するため底板を嵌める溝にも入れます。
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背板の組み付けを残すだけです。箱組に
釘類は一切使用しませんでした。
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クランプをかけて圧着します。テーブル
ソーの定盤に載せて水平を保ちます。
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接着剤の乾燥を待ってクランプを外します。仮にこの
状態から面板を塗装すると、養生など面倒が伴います。
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扉の落し込みにかかります。横幅・高さの両方を
箱組の現物に合わせて微妙に調整していきます。
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本体に隙間なく入れるたではスムーズに開閉
しません。厚紙1枚分のゆとりを持たせます。
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さらに、扉はこれから塗装するので塗膜の
厚みも考慮しておく必要があります。
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最後に両扉の摺合せ面に逃げを持たせ、
外周を軽く面取りして仕上げます。
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扉のキャッチャーには工夫が必要です。そのまま
では天幕板を見苦しいものにしかねません。
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キャッチャーからフレーム金具を取り除き、
マグネットと両側の導磁板のみにしました。
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扉に溝加工するため、ルーターに
10mmのストレートビットを装着します。
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材料を捲らないよう、マグネットの
長さ分の溝を慎重に掘ります。
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溝の位置は両扉の中央上部の小口面
です。ここにマグネットを仕込みます。
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実際にマグネットを入れてみます。かなり
きついので特に接着剤は入れません。
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マグネットの相方の吸着板は、本体天板の内側(下面)に取り付けます。
そうすることで天幕板に取り付ける必要がなく、見た目を損ないません。
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